糖質が良くない
脂質が良くない
あれもダメ、これもダメ。

そんな制限ばかりの生活では楽しくない。

世の中に出回っているカラダに良くないと言われているもの（人工物以外）は、決して悪者ではない。
寧ろ、それらを悪者にし引き算ばかりをして足し算を疎かにしている方が、心身のバランスを崩して様々な不調に繋がりやすい。

そもそも、口に入れた物を消化し代謝（欲を言えば産生まで）できるカラダにすれば何ら問題はない。

引き算ばかりを考えて、足し算が不足し心身のバランスを崩している人がどれほどいるか。
好きな物はやめたくないからと調整をし、その調整する内容が現在のカラダにとって必要なものまで引き算をし体調を崩している人がどれほどいるか。

現代人は、ビジネスチックなメディアの情報に流され過ぎている。
近年、自分のカラダを理解していたら手を出さないようなところにまで手を出そうとしている人が増え続けています。

カラダが本当に求めているものは何なのか？

人によっては甘い物かもしれない。
アルコールかもしれない。
肉や魚かもしれない。
小麦粉や米かもしれない。

ある種の偏った考え方だけでカラダは健康にはならない。

何が正解なのかは、口にした時のカラダがちゃんと教えてくれている。
食べ物の所為ではなく、現在のカラダを作り出したのは自分です。
全ての決定権は自分にあり、誰かにコントロールされているわけではない。

もっと自分のカラダを信じてあげてください。
変われる力は誰しもが持っています。
変われない人なんて誰一人としていない。
自分で治す力（自己治癒力）もあれば、痩せることも太れることもできる。
それが自然体であり、本来の姿だと考えています。

カラダの変化は、癖や習慣に気づいた時から始まり、短期的なものではなく長期的に考えてゆっくり時間をかけて調整していけば無理なく変えることができる。
いつまでも現在の自分に背を向けていないで、変わった後の自分だけをイメージして日々の変化を楽しんでほしい。

ストイックだからできるわけではない。
変わりたいという気持ちが誰よりも強いからできるんだ！
最後まで諦めずに挑戦し続けろ！

と、20代の頃の自分に伝えてあげたい。